彫金で模様が装飾されたリングの魅力

彫金で模様が装飾されたリングの魅力

彫金・エングレービングで模様が装飾されたリング

指輪とは

大昔から装身具の一つとして親しまれてきた指輪の起源は、宗教の祭司が身に着けていたものを発祥としているといわれています。

紀元前の古代エジプトの遺跡から金銀の指輪が出土しており、あまりにも古すぎて正確な起源は判然としていません。

現代のように婚姻の証として用いられたのは古代ローマの頃といわれ、当時は金銀ではなく鉄の指輪が誓約の証とされたようです。

一般的に公の婚姻の証として認められたのは9世紀の教皇ニコラウス1世のころだといわれています。

 

このように指輪・リングは基本的に自らの所属や身分を示すものとして用いられることが多くあります。

婚姻の証としてのエンゲージリング、学校の卒業を証明するカレッジリング、メジャーリーグなどのスポーツの分野でも優勝した際に贈られるチャンピオンリングのように業績をたたえる指輪もあります。

歴史の変遷を見る中でどのような装飾が用いられているかという面で見ると、また違った楽しみ方ができるのも指輪の魅力の一つです。

 

装飾が彫金されたリング

人が指輪を装身具として使用し始めたころから様々な天然石がありました。

ルネッサンス期を代表するメディチ家の肖像画などで書かれている人物が衣服に多くの真珠をつけているように、富の象徴として用いられることが少なくありません。

その一方で、模様や文字が装飾として彫金されたリングは願いやお守りとしての側面があります。

彫金・エングレービングの模様そのものが美しいという事の他に、彫り込まれた模様やその意匠(モチーフ)によって大きさやその存在感が大きく異なります。

アンティークジュエリーをお好きな方はご存じだと思いますが、古い時代のリングほど文字や造形自体にモチーフを用いたリングが多く、現代の天然石をメインとしたジュエリー然としたリングとは違ったたたずまいが感じられるでしょう。

ハイジュエリーやアーティスティックなコンテンポラリー系のリングなど多岐にわたるリングがある中で、彫金された模様は装飾自体に美しさを感じさせます。

 

IMULTAのリング

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