透かし彫りが美しい彫金ピアス3選
彫金の技法のひとつである「透かし彫り」。
金工以外に木工などでも使われる技法です。
シルバーなどの貴金属をデザインに合わせて切り抜くことであらゆる模様を作り出すことができます。
今回はIMULTAで製作している透かし彫りのピアスを紹介します。
Florentine
フロランタンピアス
ゼンタングルのように多様なデザインを組み合わせて透かし彫りにしたシルバーピアス。
お菓子のフロランタンのナッツが寄り添っている雰囲気からフロランタンの名前になっています。
表面に緩やかな凹凸をつけることで鏡面の輝きにつややかさを感じさせるフォルムになっており、繊細な銀線を継いだかのような構成は非常に軽い着用感を生んでいます。
透かし彫り自体は彫金技法に限らなければ縄文時代の昔から存在するといわれています。
空間に浮かんでいるかのように見えるほどの軽やかさは透かし彫りの線の強弱によって生み出されており技術の確かさを感じさせます。
Triangle Florentine
鋭角な三角形の中に透かし彫りをしたシルバーピアス
伝統的な唐草模様を切り抜くデザイン。
透かし模様を美しく切り抜き外枠になる三角形へ接っする部分を極力なくすことでより軽さを際立たせています。
Rose
バラの花弁の陰影を表現した透かし彫りを施した
透かし模様のシルバーの線に強弱をつけることで花弁の陰影を表現し、露に濡れた光の変化をデザインしたシルバーピアス。
